ひみつ戦隊メタモルV(セガサターン版)
ひみつ戦隊メタモルV☆デラックス☆(プレイステーション版)

タイトル:
ひみつ戦隊メタモルV(☆デラックス☆)
ジャンル:
アニメティックアドベンチャー
ブランド:
毎日コミュニケーションズ
フェイクラフト

対応OS:
SegaSaturn、PlayStation
標準価格:
5800円(SS版)
6800円(PS版)

発売:
1998/04/28(SS版)
1998/10/15(PS版)



ひみつ戦隊メタモルV(☆デラックス☆)

プロローグ
かもめ第三小学校の保険医、「大紋寺激」の正体は
銀河警察連邦から地球に赴任してきた「宇宙刑事シャトナー」だ。
凶悪宇宙人との戦いで戦闘能力を失った彼は、
小学生5人を自分の代理刑事、メタモルVに任命する。
彼女たちは1年にわたって「マジカル星人」を倒したのだが、
最後の戦いでリーダー「志小城まなみ」が負傷、
原因はサブリーダー「佐山捺紀」のミスだった。これを悔やんだ佐山は休職、
メタモルVは3人しかいない状態で新たな敵、
「アドニス皇帝」を迎え撃たなければならなかった。
そんなところへ2代目リーダーになる資質を持った「新条咲慧」が転校してきた。
ここから彼女たちと宇宙人たちの戦いが始まる。

「今だ!レッド、カラードジェネシスだ!」(シャトナー)
「GO!」(シャトナー)
「悪をいさめる六つの力」(メタモルレッド)
「青き力は拘束の力」(メタモルブルー)
「黄色き力は誘惑の力」(メタモルイエロー)
「黒き力は破壊の力」(メタモルブラック)
「紫の力は癒しの力」(メタモルパープル)
「赤き力は希望の力」(メタモルレッド)
「そして!」(シャトナー)
「無色の力は反省の力、それすなわちあなたの良心!」(メタモルファイブ)
「カラードジェネシス!」(メタモルファイブ)

かっこいいぃ〜〜〜〜〜〜!!!(←本当か?爆)

プレイヤーは2代目メタモルVリーダー「新条咲慧(しんじょうさきえ)=メタモルレッド」となり、地球征服を狙う「アドニス皇帝」一族から地球を守るというのが簡単なゲームのあらすじです。
ゲームは章ごとの短編構成(6章:注1)になっており、それぞれの章がまるで昔見た戦隊物アニメや特写などを彷彿とさせるテイストを持っています。鬼才、遠藤正二朗(いつも間違えてすみません、辞書登録することにしますM(_ _)M)、木下崇両氏の見事なまでのキャラクター心理描写が余すことなく堪能できます。

このゲームを知ったのはゲーム店の店頭でオープニングデモを見たときでした。「主題歌」も「オープニングムービー」も・・・それはそれはインパクトが強かったです。そして何気に出演者を拝見すると・・・「高杜くるみ=メタモルパープル」鉄炮塚葉子さんっ、即時「購入決定!!!」となったわけです。

主要メンバー紹介:
「新条咲慧(しんじょうさきえ)=メタモルレッド」:大谷育江さん
「佐山捺紀(さやまなつき)=メタモルブルー」:冬馬由美さん
「友恵もえ子(ともえもえこ)=メタモルイエロー」:根谷美智子さん
「南百合麗子(みなみゆりれいこ)=メタモルブラック」:中村尚子さん
「高杜くるみ(たかもりくるみ)=メタモルパープル」:鉄炮塚葉子さん
「大紋寺激(だいもんじげき)=宇宙刑事シャトナー」:若本規夫さん
「エリカ・ボンバイエ=エリカ・フォン・レーベンバウワー」:山本百合子さん
<システム>
各章ごとにその中で語られる仲間との会話などによって、メタモルレッド(=プレイヤー)以外のメンバーとの親密度を増やしたり、章ごとの敵キャラと戦うためのアイテム(「キーワード」)を拾って行くことになります。
親密度は最終的に一番高いメンバーとの間でエンディングを迎えられるので、合計4種類のエンディングとなります。4種類全部のエンディングを見ると「メタモルランド」という「オマケシナリオ」をプレイすることが出来るようになります。
戦闘時にはシナリオ中で拾った「キーワード」を2つを上手に組み合わせること(作戦を立てる作業)によって、より強力な技を使用することが出来ます。結局戦闘には必ず勝利できるのですが戦い方が悪いと長官に怒られます。

このゲームの最大の特筆すべきシステムは「ALIS」という会話中のプレイヤーの心情を表すもので、会話の答えに対して「冷静・強気・弱気」という3つを制御できることにあります。また単なる会話中に強気・弱気の2種類の「あいづち」を使い分けることによっても各キャラクター間の信頼度が多少変化していきます。
このように会話がメインになるのでメッセージクリアは基本的に出来ませんが、非常にドラマチックな演出がされているため、続けて何回もプレイするようなことがない限り会話に飽きることはありません。
シナリオ分岐は「新条咲慧=メタモルレッド」が誰と一緒に行動するかによって決まって行きます。お気に入りのキャラともっと親しい間柄になれるか?女の子どうしの友情ですな。

<シナリオ>
まるで全盛期の30分の戦隊物テレビドラマを見ているような雰囲気を味わえます。喜怒哀楽色んなドラマが短いストーリーの中に絶妙に配されています。誰でもヒーローにあこがれたあの時の懐かしさと「けっ!なんて馬鹿馬鹿しい」などと考えつつもずぶずぶハマってしまうこの感覚・・・計算されたパロディとして作ってしまうのはまさに鬼才の成せる技、すばらしいの一言です。
キャスティングの妙もまさに絶妙で文句の付け所はありませんです。

<CG>
ジャケットをみての通りのものでございます(笑)。あくまでもマンガチックに拘っているのも計算されたパロディの一つだとも感じますが「メタモルV」の前作の「マリカ〜真実の世界〜」なども手がけられているキャラクターデザイン「木下崇」氏の独特なタッチです。
普段は小学4年生で成長すると巨乳というギャップがまた凄し。アニメもちょっぴりエッチです(笑)。
このメタモルVのコスチュームは凄すぎ、プレイステーション版の販促としてアキバでこれらコスプレをした女の子達が「メタモルV」の販売を店頭でしていたのですけれど、あまりの凄さにお客さんが遠巻きするばかりで却って売上に影響を及ぼしたのでは?とさえ思われたものです(笑)。私個人は勇気を振るって「メタモルパープル」のコスプレをしていた女の子から購入しましたぁ〜密かに感激(爆:注2)。パープルは他(やっぱりブラックか?)に比べたらおとなしいコスチュームですからね。
ちなみに成長後(変身することを「成長する」と言います)の格好はそれぞれの女の子の願望を示しており・・・
メタモルレッド:バレリーナのモチーフ
メタモルブルー:婦人警官のモチーフ
メタモルイエロー:バニーガールのモチーフ
メタモルブラック:悪魔のモチーフ
メタモルパープル:ナース(看護婦)のモチーフ
です。う〜ん、みんな将来胸は大きくありたいのね(笑)。

後どうしても付け加えておかなければならないのが若本さん演じる「宇宙刑事シャトナー」のバトルコスチューム。「宇宙戦艦ヤマト」の服装のあの矢印の向きを上下逆さにしたというとんでもないもの。良く考えると所属が「銀河警察連邦」ってのも結構アレだね(笑)。さらに言うと「敵が帝国皇帝で統治していた星が民主解放運動のために占拠されその代わりに地球侵略を企む」ってあたりもなかなか本編シナリオではあまり語られない部分であるんですが、見事な設定である。
とにかくこれほど凄いコスチュームは他でもなかなか見られないっす、必見。

<音楽>
主題歌がめちゃめちゃかっこいいです。あとはまぁまぁ普通って感じ。
あんましゲームのサントラなどは買わないのですけれど、この主題歌のためにそちらも速攻で購入させていただきました。特に戦闘パートの主題歌アレンジ「5vs1」はシビれます。そのBGMを聞きながらパープルの「特製注射ずぶっといくわよ!」なんて繰出したものなら最高のウサばらしですよ、マジでね(笑)。
ちなみに主題歌を歌っているのは「佐倉さおり」さんでこの方、実は「ファーストKiss☆物語」のオープニングも唄っているという辺りも個人的には是非チェックして欲しいところだったりします。

<演出>
「戦闘パート」では多少のアニメーションも使われていますが基本的には一枚絵です。多少物足りない点もありますが「その点も計算づくなのか」とも思えるフシがあるのでOKでしょう。
最終戦闘の直前に現れる「魔神ジャスティス」に対抗するみんなを守るデカイやつ「メタモルロボ」、こいつも凄い・・・っていうかあっけないんだよなぁ〜(爆)。この場面は何度でも笑える。

<総括>
もうほとんど製造はされていないと思うので中古で見つけるしかないと思うんですけれど、ここ一ヶ月くらい何気に注意してアキバを巡回してみましたが売ってないです(笑)。これの意味するところがどういうものかはわかりません(注3)けれど、色んな意味で買って損はございませんと断言させていただきます。プレイステーション版は特別編が増えたことによって難易度は低くなったのですけれど、このゲームに関してだけいうとセガサターン版のほうが画質、インタフェースともに優れているような気がします。追加シナリオでより「メタモルV」の魅力を感じたいならばプレイステーション版でも良いと思います。
苦労して終わらせたゲームに疲れたら是非息抜きとして「ひみつ戦隊メタモルV」を・・・(^^)。

<萌え>
勿論、鉄炮塚葉子さんの「高杜くるみ=メタモルパープル」っすよぉ〜。ほとんどヒナちゃんのまんまですもの。これで「ずぶっといくわよ」なんて言われた日には即死です(爆)。
でも実はやはりコスチューム的には「メタモルブラック」も好きなんです(←内緒だ!)。

<超おまけ>
「ひみつ戦隊メタモルV」の私の宝物です。
「ひみつ戦隊メタモルV」オープニングセル(メタモルパープル)
「ひみつ戦隊メタモルV」オープニングセル(メタモルブラック)

そして・・・
これは・・・やるな、水上広樹さん。もちろん超萌え萌え(爆)。

「ひみつ戦隊メタモルV」に関する全ての情報はアンオフィシャルファンページの「メタモる」が詳しいので興味がある方はご参照下さいマセ。

最後に・・・
遅れ馳せながらプレイステーション版「ひみつ戦隊メタモルVデラックス」に「シャロン」役として出演されていた新山志保さんのご冥福を心からお祈りいたします。

(注1):章構成について
セガサターン版では6章ですが、プレイステーション版(デラックス)では3章と4章の間に特別編が入ります。

(注2):プレイステーション版アキバの店頭販売
もはや伝説といっても過言ではない。5人ともいたらしいとの情報であったのだが「メタモルブラック」がいたかどうかは今だ謎である(笑)。
しかもこの時手渡された販促ポスターを後で確認したら、「メタモルパープル」のコスプレをしていた女の子のサイン入りだった。あまりの意味の無ささに思わず脱力ぅ〜(大爆笑)。

(注3):何故かソフトが見つからない
プレイステーション版には6種類(メタモルV+長官)のキャラクタートレカがランダムで2枚同梱(1枚はつねにメタモルレッド)されているので、このキャラクタートレカを集めるためにコアなファンが押さえてしまっているのでは?という見解もあります。私も実はプレイステーション版は2枚持っている(トレカはイエローとブラック)、パープルが是非欲しい(交換キボーン)。
サターン版はドリームキャストに移行されるときに多数投売りされていたのを確認してます。

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